各メーカーの技術力の向上に伴った開発競争が、ハイパフォーマンスボールに集中する中、ハンマー社が注目したのは現実、多くのゲームで終盤に使用する頻度の多い、オイルレスの状況やタフなコンディションで必要とされるボールの存在でした。現在、その様なタフなコンディションやショートオイルの大会等では、PBAメンバーを初めとした、世界のトップボウラー達も、当たり前の様にウレタンボールを使用するケースが多くなってきています。しかし、ウレタンボールは、コントロール性に優れる反面、ピンアクション等の性能では現在主流となるリアクティブボールに比べると圧倒的に劣る事は、紛れも無い事実です。そこでハンマー社は、この様なタフなコンディションでの使用をメインとしたボールに、ハンマー社の高い最先端技術を注ぎ込んだボールの開発に着手しました。このパープルハンマーには、シンプルなビジュアルとは裏腹に、最新テクノロジーと、未だ嘗て他に類を見ないニューコンセプトで開発された最新カバーストック素材“Preformace Urethane”が搭載されています。この最新素材は、リアクティブ素材特有の、柔らかなピンアクションを保ちながらも、極限までRa(表面の凹凸)値を下げる事により、抜群のスキッド性能を生み出す事と同時に、特殊添加剤を混入する事により、リアクティブ素材の最大の特徴であるドライゾーンでのレスポンスを抑え込む事に成功しました。この最新素材に、モディフアィイし、RG値を引き上げ、⊿RG値を引き下げ、直進性を増したバイブコアをマッチングさせる事により、力強い走りとオイルの濃淡の影響を受けない高い操作性、抜群のピンアクションが融合した最先端ボール、パープルハンマーが誕生しました 。
カバーストック | パフォーマンス・ウレタン |
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コア | モディファイド・バイブ・シンメトリック |
RG | 2.570 |
ΔRG | 0.032 |
硬度 | 75〜77 |
表面加工 | 4000 アブラロン |
色 | パープル |
コンディション | D,M |
発売日 | 2013年5月 |