『走るのに、しっかり曲がる』それが新生XLカバーストック
レーンコンディションとプレイスタイルの多様化に伴い、ボウリングボールに求められる性能の質も多岐にわたっています。ボールの性能を単純に上へと押し上げる事に注視していたボールメーカーの考え方も変わりつつあり、曲がりの強さを追いかけるだけでは無く、持続性を重視したボールデザインが主流になりつつあり、対称コアやコアの数値を抑えたタイプのボールも人気となっています。しかし、そこにとどまる事を良しとしないエボナイト社は、さらにラインナップの幅を広げるべく、オイルの薄いレーンでもハイポテンシャルコアのパワーを発揮する為に物理摩擦を抑えたカバーストックの開発に乗り出しました。現在主流のGSV-1やGB系カバーよりRA値(ボール表面の微細の凹凸)が低いXL系カバーの進化を推し進め、ラインナップに組み込むに至りました。真っ先にマッチングが試されたのがエボナイトブランドで最も人気のONEコア。結果、ONEコアの強いボールモーションが手前で捕まる事無く、奥での動きに向ける事に成功し、最高の相性を見せました。オイルの削れて来たゲーム後半やオイルボリュームの少ない状況で、曲がりを抑えた走り系のボールをチョイスすると言う従来の考えに逆らう形の進化を遂げた新生”XLカバー”が『走るのに、しっかり曲がる』と言うボールに新たなフィーリングを与えます。
カバーストック | XL2500 Hybrid |
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コア | Contrex Symmetric Mass Bias |
RG | 2.460 |
ΔRG | 0.056 |
硬度 | 75〜77 |
表面加工 | 2000-grit Abralon/Polished |
色 | シアン/インディゴ/チャコール |
コンディション | M,H |
発売日 | 2019年10月 |