ボウリングボールがレーン上を運動している状態での物理的な解析が現代では常識となっていますが、この様な動的特性の重要性や非対称コアによるマスバイアス効果などがボール開発に導入されたのは、それほど遠い昔の話ではありません。
これらのボウリングボールにとって非常に重要な事柄を体系化して最初に提唱したのがモー・ピネル氏でした。その彼が率いる新興ブランドであるモーリッチ社が野心的な設計の非対称コアボールを発売し、当時のボウリング界を席巻したのは衝撃的な事件でした。そして2020年、再びそのモーリッチ社が最新のデータに基づいて開発した2つのボールを現代のボウリングシーンへ送り込みます。モーリッチ社を語る上で外す事の出来ない人気シリーズであるラベージは、スペックを変え多くのボールがリリースされて来ました。
そこで、現代のコンディションに合わせ、ラベージのイメージに則り「マッスルコア」が再設計されました。このコアは、直進性と持続性に優れ、現代ボウリングのゲーム中、早い段階で手前のオイルが削られるオイルレスの状況にも対応するよう設計されており、ラベージのソリッドカバーと素晴らしい相性を発揮します。
カバーストック | スーパーフリクションソリッド |
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コア | マッスル |
RG | 2.501 |
ΔRG | 0.044 |
硬度 | 75〜77 |
表面加工 | 500Micropad/Polished |
色 | レッド/ブラック/ブルー |
コンディション | M,H |
発売日 | 2020年2月 |