普段は真面目な女子高生… 「最年少で唯一」のプロボウラー誕生

毎日新聞
 福岡県飯塚市の私立飯塚高2年、中島瑞葵(みずき)さん(17)が5月にあったボウリングのプロテストに合格した。日本プロボウリング協会(JPBA、東京)によると現在、男女計1121人いるプロの中で中島さんは最年少で唯一の高校生。中島さんは「年下の目標にされる選手になりたい」と張り切っている。【荒木俊雄】  中島さんは両親に連れられ飯塚市内のボウリング場に3歳から通い始め、小1で平均スコア120~130だった。この頃から「将来プロになりたい」と思い、小6から八幡西区の小嶺シティボウルでプロボウラーでもある柴田英徳社長(72)の指導を受けるようになった。  中学時代から練習は週5、6日で1日3時間程度。現在も学校から帰宅後、両親の送迎でシティボウルで練習を続ける。「友達とも遊びたいけど、練習は苦にならない。点数が伸びるとうれしいし、年の違う人たちとの交流も楽しい」と中島さん。最高スコアは中2の時に出した300点で、現在の平均スコアは210~220。今年1月には全日本高校ボウリング選手権大会で3位になった。