目指したのは究極のベストバランス
コアとカバーの特性を掛け合わせる事でパフォーマンスが決まるボウリングボールの開発に於いて、相性の良い組み合わせと言うのは多く存在してきました。その大半は、『走りと切れ』や『強さと曲がり』の様に、ある特性に極端に特化する事で高い性能を発揮すると言う物です。理論と計算を追求するトラック社の最新作“セオレム”は、コアとカバーを極限まで調整する事で、いくつかの特性を邪魔しないベストバランスの組み合わせを創り上げる事が出来るならば、今まで以上の相乗効果を生み出せると言う発想から生まれました。このコンセプトによって『走り・切れ・コントロール性』を互いに邪魔しない究極のバランス設定で作られた“セオレム”のパフォーマンスは、驚くべきレベルで完成しました。この研ぎ澄ます事で高められた性能は、ボールの大きな進化と同等の意味を持ちます。