松永さんとの対戦はですね、優勝決定戦が2回目だったんですよ
2008年に
それまでにもラウンドロビンとか
4位決定戦3位決定戦とか
あと、プリンスカップとかいろんなとこで対戦しているから
対戦自体はもうすごい数こなさせてもらってるんですけど
優勝決定戦に関してはね9年ぶりでしたね
松永さんて
絶対打ってくるっていうイメージがあるもんねえ
もう
パーフェクト出るんちゃうかなーって常に思いますもん松永さんと対戦したら松永さんは
パーフェクトが出るんじゃないかなって
ほんとに9年間優勝決定戦が巡ってこなかったわけですから
次いつ優勝決定戦が松永さんと対戦が来るかわからないと思うと
あたし疲れてきたもう、疲れた
うららぼこんな疲れるんやったっけ
2も出えへんねん足が
動いて!みたいな私のからだ動いて!みたいな
手は汗びちゃになってさ
もう全然感覚ぬるぬるしちゃって、ボールが落ちるような気がして
普段どんな投げ方してるとかもう一切関係なくなっちゃってるからここで
初めてのことに挑戦するってことを、こんな動かない体を動かして
こんなズルズルな手でボール持って
この場でしか経験しないことだから私は優勝決定戦では経験してるから
15勝なんですけど12回負けているから27回優勝決定戦に行ってるんですけど
27回目の経験やね
やっぱり同じようになりますよ毎回
この屈伸も普段しないですけどあんまり
こういう優勝決定戦とかになったら、してしまうのはほんまに自分の足がどこにあるか分からへん
もう感覚が
日頃のね自分の投球ってね全部分かんねん
足が今どこについて
高さどの辺まで行ったなとか行った時の手の角度
生きているとは全く思えない、別人として投げているような感覚です
忘れられなくて
あとから振り返ったときに思い出だから
松永さんをライバルと言わせてもらうには、おこがましいですけど
みんなライバル、寺下さんもライバル、でも松永さんとは
松永さんのすごいところを常に見ているって感じがするから
本当にすごいんですよ
そんなことできる?っていうことを松永さんは常にする
だから
その松永さんに追いつくには
自分はどうすればいかんのやろうかって、引っ張っていってもらっている
自分の限界枠を、引っ張って行ってもらっている存在ですね
初めて年間のアベレージを、220台に乗せたのも松永さんなんですよ
1年間のトーナメントのアベレージが、
220超えるってそんなことできる?って思ったんですけど
なんでも先に
松永はさんは、私自身が頭で考えたらそんなことできないような
できないやろと思うのことを目の前で見せてくれる
左右の違うボールを投げるのも、私そんなことずっとできなかったですもん
でも松永さんがしてるのを見て、なんでそんなことができるんやろと思ってたから
でもそこから
自分もやってようやってみなくっちゃ勝てないと思って
ほんまに凄いから
自分より上にいる時の、飛び抜けていく、上がっていく打ちよう
私追いつきたいと思てんねんけど、私250打ったのに
逆に私が優勢で
裕美ちゃんが追いかけてきてる立場でさ
120ピン空いてたのに1ゲームで80ピン縮まって40ピンになる
ちょっとでもウロウロしてるから
裕美ちゃんの場合は
裕美ちゃんのあんなガッツポーズ見れる?
もう嬉しいわ私
誇らしいの
裕美ちゃんあんなガッツポーズするゲームを、1ゲームも一緒にに戦えることある?
ないねんて